有害なプログラムはウィルスだけではありません。スパイウェアまたはトロイというものも存在します。
これらは、ウィルス対策ソフトでは検出できない事があるので注意しましょう。
ノートンやウィルスバスターなどは全能ではありません。
ウィルス対策ソフト以外に、専用のスパイウェア対策ソフトも必要です。
まず、どんな被害があるのか知っておきましょう。
個人において最もダメージが大きいと思われるのが、プライバシーの侵害です。
個人情報を外に漏らそうとするプログラムはかなり多いです。
インターネットがブロードバンド化したこともあり、
一度に外に流せる情報量が大きくなってきており、その分ダメージも大きくなりえます。
例
データを破壊します。 破壊の種類としては、次のようなものがあります。
リモートコントロールは、外部のPCから相手のPCを完全に制御してしまうことです。
などして、PCに専用のスパイプログラムを仕掛けられることによって起こります。
これらは、まるで自分のPCの用に相手のPCを制御することができてしまい、
レジストリを書き換えたり、ファイルを操作したり、画面をキャプチャしたりすることもできます。
これらはトロイプログラムなどと呼ばれ、PCを完全に制御してしまうタイプは「裏口」というようなニュアンスでバックドアとも呼ばれます。
これらは、ウィルス作者だけが使うのではなく、専用の強力なツールとして出回っている事が多いです。
なのでウィルスを作れない人でも使うことができます。
しかも、これらのタイプのトロイは、1人がコントロールするのではなく、
スパイプログラムが有効になっている状態─すなわち「裏口が開いている」状態がわかる人ならば、誰でも侵入できてしまいます。